2021.08.26

今、オフィスにアートがある理由。100箇所以上の企業にアートを導入したプロが語る、オフィス×アートの意外な効果とは。

ART×BUSINESS
「オフィスにアート」 少し前までは意外だったこの組み合わせが、今では少しずつスタンダードになってきました。 オフィスにアートを導入する企業は何を期待しているのか。 そして実際にどのような効果が出ているのか? ここでは年間100箇所以上のオフィス空間のウォールアート制作を手がけるWASABIが、今までの経験から見えてきたアートの効果を解説。 「オフィス×アート」の導入を検討されている人に向けて、メリットやデメリットを解説していきます。  

コロナ時代でオフィスはどう変わったのか

みなさんは今、オフィスで働いているでしょうか。 週の半分は出社しているという方もいれば、完全にリモート対応になってしまったという方もいるでしょう。 コロナウイルスの影響で、リモートワークが定着。ますます場所に固定されない働き方が普通になる中で、オフィスを持つ意味が見直され、再定義される数年間だったと思います。 リモートワークのみならば、オフィスはもう無くてもいいのか?確かにそのような選択をする会社もあったように思いますが、多くの会社はリモートワークとリアルワークの両方を取り入れるハイブリッド型へ変化しました。 物理的に集える場所を失うことは、緩やかなコミュニケーションの消滅を意味します。 会議の前後になんとなくしていた雑談、喜びのシェア、報告するまでもない日々の悩み、そういったことがリモートワークをすることにより削ぎ落とされてしまいます。 つまり、社員同士がコミュニケーションをとるために、オフィス空間は必要と言えます。これからのオフィス空間は、「作業する場所」から「象徴としての場所」に変わっていくと予想されます。 「ここに来れば企業文化を体感できる」「社員同士でコミュニケーションができる」 そんなオフィスだからこそ存在価値があるのです。  

アンケートから見える、今オフィスに求められる要素

それでは働く社員は、今オフィスにどのような要素を求めているのでしょうか? 弊社で独自に行ったアンケートでは、「今のオフィスに満足していますか」という質問に対して、「満足・とても満足」と答えた方は約34%という結果となりました。70%近い方は不満を持っているもしくは無関心であると言えます。 「現状のオフィスの不満な点にチェックを入れてください」という項目に対して次のような結果が出ています。 円の大きさは回答人数の多さを示しており、僅差ではありますが、「自社ならではの遊び心や個性を感じない」という項目を一番不満に思っている人が多いという結果となりました。一方で立地やビル環境などハード面に対しての不満は少ないという結果となりました。 ただ綺麗で清潔だけではなく、自社ならではの企業文化を感じる場所であってほしいという思いが反映されています。 また、オフィスデザインは採用活動にも影響を及ぼします。 「就職活動においてオフィスデザインを重視したか」という項目には50%の方が「重視した」と回答をしています。   では、どのようなオフィスが理想なのか? 働く男女374名に向けて「あってほしいオフィスの要素」を聞いたところ、以下のような回答となりました。 清潔・明るいといった当たり前の要素に続いて「遊び心」や「自慢できる」といった項目が続きます。自社ならではの企業文化や遊び心を感じさせる何かを求めていることがわかります。

「アート」のあるオフィスの効果とは?

さて、それではどうしたら企業文化や遊び心を反映しつつ、コミュニケーションのきっかけとなる何かがあるようなオフィスになるのでしょうか。 そのためには自社の個性や美意識を把握して、それを空間内にアウトプットしないといけません。 そのアウトプットの手段の一つとしてオフィス内のウォールアート が存在しています。「オフィスにアート??」と首をかしげる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はコロナ前より海外では取り入れるオフィスが多い傾向にあります。 弊社においてもオフィス×ウォールアート事業は2020年と2021年を比較すると制作実績は500%伸長し、コロナ禍のオフィスにおいて重要なファクターとなっていることがわかります。 それでは本題の、オフィスにおけるアートの効果について解説していきます。  

【1】雰囲気が明るくなる

ウォールアートを制作後、その場で働く方にアンケートを取った結果、以下のような結果となりました。(N=50名) ウォールアートについては80%以上の方がポジティブと回答しています。 では具体的にどういった部分に魅力を感じたのでしょうか?項目別のアンケートでは以下のような結果となりました。 多くの方が「雰囲気が明るくなった」「リラックスできるようになった」など精神面での変化を感じていることがわかります。
※調査名:ウォールアート導入前後における印象の調査 =====対象者:属性詳細=================== [性別]男性(n=26)44.7%、女性(n=21)55.3% [年代]20代(n=32)68.1%、30代(n=3)6.4%、40代(n=5)10.6%、50代(n=7)14.9% =================================
 

【2】企業文化浸透に役に立つ

アートの効果の2点目は、企業文化の浸透となるところです。ビジョンは言葉で伝えることが一番わかりやすいですが、各々が自由に解釈する面白さがあるのがアートというコンテンツです。 ウォールアートが担うのは見た目の美しさだけではありません。ヒアリングによって聞き出した理念やビジョンなど、その会社の根幹の部分を具現化しようとします。それは時には言葉より雄弁に会社の個性や魅力を社員に語りかけ、出社するたびに企業文化を感じることができるでしょう。 人が大きなビジョンを共に志すには、言葉による共有よりもアートによる共有の方が効果的な場合があります。またオフィスにあるアートは来訪者にとってもインパクトが残るため「なぜこのアートがあるのか?」と質問されることが多く、その質問に回答することでより自社に対しての理解が深まる契機となります。    

【3】組織活性に役に立つ

オフィスにあるアートはコミュニケーションを促進させる役割を担います。とある調査では、アートによりコミュニケーションが進んだする社員が73%という結果となりました。   また、アートの表現はアーティスト個人の美学に則ってなされるもの。だからこそ正解はなく、私たちはアートに対して「好き」「嫌い」を自由に述べることで会話が生まれます。オフィス空間にあるものの中で最もいって良いほど、自由に意見をぶつけていいツールなのです。  

【4】企業ブランディングに役に立つ

オフィスとしての見た目のユニークさが対外的な会社のPRの一助にもなるでしょう。文章で表現されたビジョンや理念とは異なり、ウォールアートを使えば、ビジョンや理念を直感的に捉えてもらうことが可能です。 実際に就職活動中の学生に取ったアンケートでは「アートを取り入れている企業に関心を持つ」とした学生が50%以上となりました。 ウォールアートによって先進的でクリエイティブなイメージを造り上げることができる上に、効果的なギャップも演出することができます。 男性社員ばかりのIT企業が女性の採用に力を入れる時には、しっかりと骨太なアートを描きつつも女性らしいテイストを入れてみたり。独創性のある人材を採用したい場合は、あえて独特なアートを導入してみたり。 ある程度戦略を踏まえつつ、最大限に個性を表すウォールアートをオフィスに備えていることは、表面的なスペックだけではなく企業理念と感性があう人材を採用するための近道かもしれません。  

構えずに、アートを入れてみよう

いかがでしたか? 「会社の雰囲気」「組織活性」「企業文化浸透」「企業ブランディング」にアートが良い効果をもたらすことがわかりました。 フルリノベーションをする費用がなくても、会議室の壁の一面にアートを取り入れるだけで雰囲気は驚くほど変化し生まれ変わります。それは結果的にオフィス空間に広がりと個性を持たせ、一見して「独創的な企業だなぁ」と誰もが感心する空間になります。また、全てがオリジナルなので、世界で1つだけのオフィスになるわけです。 カッティングシートや壁紙と違い、アートはアーティストがその壁に向き合った工程や労力含めて軌跡が見えることも特徴。生々しい筆致や色の塗り重ねは決して平坦ではなく、見る者の精神状態によって見え方も変化します。毎日通うオフィスだからこそアートの中に新たな発見をしていくことで、必ずクリエイティブな刺激を受け取ることが出来るはずです。 是非、アートを取り入れた先進的なオフィス空間をお楽しみください。

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