INTERVIEW

株式会社QUICK/大河内様・小川様インタビュー
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INTERVIEW

移転をキッカケにオフィス全体をもう一度考え直そうと社内でブランディングチームを発足された株式会社QUICK様。 新たに働く環境を見直し、次の50年のQUICKをどう表現するかが大きなテーマとなりました。文字に出来ないものをどう表現するのかを考えた時に、会社全体で導いた答えがアートでQUICKを表現すること。2階エントランスへのアート導入後、今回はワークフロアで社員様が毎日感じる事の出来るアートをご検討されました。 結果として4フロア×4名のアーティストが関わって、色とりどりのウォールアートを納品。4者4様の表現で「QUICK社」が彩られました。 今回はアートの導入経緯、リアルな社内の反響や変化などを伺いました。 左から 株式会社QUICK 大河内様 / NOMAL平山 / 株式会社QUICK 小川様

4フロアものボリュームでアートを入れたきっかけ

平山(ディレクター)

本日は宜しくお願いします。今回、4フロアにアートを入れて頂きました。大河内さんの中で、以前からアートを入れたいという思いがあったと伺いましたが、何故オフィスにアートを入れたいと思ったのですか?

大河内さま

オフィス移転をきっかけにオフィス自体をもう一度、考え直そうというプロジェクトを立ち上げたことが始まりでした。単純に働きやすいレイアウトにしていきましょう、だけではなく次の50年のQUICKをどう表現するかがプロジェクトのテーマにありました。

大河内さま

若い社員も入れながら文字に出来ないコンセプトをどう表現していくかが大きなテーマでした。それは新しいオフィスだったら出来るのか?きれいな家具があればいいのか?色々な話し合いの中で「アートの可能性」という言葉が全員から出てきた意見でした。

平山(ディレクター)

それは素晴らしいですね!

大河内さま

まずは、QUICKがどのような会社かを感じてもらうために、入り口にアートを設置するととは早い段階で決定していました。テーマとしては兜町は証券起源の町であり渋沢栄一が様々な事を始めた町でもあるので、種をテーマにコンセプトが決定したんですね。

大河内さま

出来上がったエントランスのアートは想像以上の効果がありました。自分達にとってもアートのストーリーを説明することでQUICKの説明にもなり、お客様から良い反応を頂いたんです。ただ、各フロアをお客様へご紹介していく中で意外とワークスペースは閑散としているという意見がありました。

大河内さま

これは経営陣からも意見があり、働く環境の中で何が必要なんだ?というような問いの中で、今度はワークスペースにアートを導入し、毎日QUICKらしさを社員に感じてもらえれば・・・と思いました。フロアのライブ感を高めるためにも、アートは大事だろうと思いましたね。 そんな中、たまたま縁あって平山さんにお会いしたんです。タイミングも本当に良かった!

平山(ディレクター)

嬉しいです。タイミングもありましたが何故、弊社に頼んでくださったのでしょうか?

提案したアーティスト全てがしっくり来た

大河内さま

NOMALは意見を押し付けるのではなく、QUICKという会社を理解してもらい、そこから7人のアーティストを上げてくれましたよね。そのどれがしっくりきました。最初の提案書で結構イメージがつきましたので、これはお任せしていいな、と思いました。

平山(ディレクター)

提案書はアーティストの過去作品を使った合成イメージをお出ししましたね。こちらはイメージしやすかったでしょうか?

大河内さま

イメージしやすかったですね! イメージも良かったし、種が芽吹くという重要なテーマもくみ取られていました。特にVIPフロアにアサインしていただいた、美崎さんの作品は、大切なお客様が商談としてくるフロアにぴったりだなと気に入っています。

会社に対しての想いが溢れたワークショップの時間

平山(ディレクター)

今回はラフ案をお出しする前に、社員様に参加していただき、よりQUICK社という個性を深めるためのワークショップを行いました。そこにアーティストも同席して、皆様の議論の様子を見ることでラフ案に活かして行きました。この弊社のオリジナルのワークショップはいかがでしたか?

大河内さま

このワークショップを見て、これは行けるな!と思いました。何故なら、社員から会社に対して色々な意見が出ましたし、社員とアーティストの会話ができていたからです。ワークショップ終了後に3名からラフ案を頂きましたが、「言葉に出来ないQUICKらしさをアートに」いう最初のコンセプトと非常にしっくりきた!そのプロセスが僕にとっては大切でした。

平山(ディレクター)

嬉しいです!社員の皆様はとてもQUICKが好きなんだなと伝わって来ました。

小川さま

印象に残っているのは、ワークショップの中で平山さんが説明してくださったアート思考の話で、「ロジカルもアートも、どちらも否定せずいったりきたりするのがいいんです」っという話をしてくださいましたね。アート思考もデザイン思考も何かを否定するものではない事や、アートに対しても全員が「好き!」という必要もなく、好きか嫌いかということが1つのコミュニケーションの糧にもなる説明がとても良かったので、社員説明会でもそこは伝えました。

大河内さま

そうですね!だからこそ今回、アーティストにリクエストはあまり出さないようにしました。

平山(ディレクター)

それは、非常に有り難かったです!!何故、リクエストをあまりお出しにならなかったのですか?

大河内さま

ワークショップの中で人柄も分かったし任せられました。 コンセプトが出た段階で成功を確信したんですよね。コンセプトブックがとてもフィットしました。

平山(ディレクター)

ありがとうございます。QUICKさんはすごく社員様を巻き込んで今回のプロジェクトを進めてくださいましたよね。事前にアンケートをとっていたりとか。アートについてはどんな反応がありましたか?

「アート導入に反対」と言っている人もいた

大河内さま

社員の8割が回答してくれたアンケートを結果を見ると、「アートを好き」も「アートを嫌い」も明確に意思表示をしてくれた人が多かったのが印象的でした。どうでもいいよ、という意見がなかったです。 僕としては、今回のアートプロジェクトは、嫌だと言ってくれる人もいて良かったなと思います。それでこそコミュニケーションが生まれますからね。

大河内さま

多数ではないけど、凄いヤダ!って人もいた。(笑) 「割と興味がある」「すごく良い」「絶対QUICKに合わない!」など色々な意見もありましたが実際に描かれると、社内の中で作品が風景としてだんだんと馴染んでいきましたね。

小川さま

でも面白いこともありましたよ。「導入に反対」とアンケートに回答していた人が、すごい近くで制作を見ていたり。

平山(ディレクター)

そうだったんですね!嫌だからこそ気になるのかもしれませんね。

小川さま

一番嫌いだったはずなのに、一番好きになったりするんですよね。

年齢も性別も超え、皆が筆をとったワークショップ

平山(ディレクター)

そんな中でも制作が進み・・・アーティストの岩切さんが担当したフロアでは、社員さんに筆をとって制作に参加するワークショップも実施しましたね。ワークショプを開催した時に、こんなに沢山の方が来てくださるんだというのがとても印象的でした。

大河内さま

自主的に参加してくれて楽しんでましたね!!社員が制作を見る機会もあり、製作中は社員からアーティストへ話かける交流も生まれました。年齢、性別もバラバラで普段なら交流しない人同士の会話もあったと思います。

小川さま

良かったですよね!

大河内さま

これは個人的な感想ですが、ウォールアートと聞くとぶっ飛んでるイメージがあった。けれども来ていただいたアーティストみんないい方で人となりもわかり、それが社員のアートに対する警戒感を解除することに繋がった気がします。 岩切さんはワークショップ用にクッキーも焼いてくれましたしね!(笑)

平山(ディレクター)

交流が生まれたのは良い効果でしたね。ちなみにフリーアドレスでアートが入った事によって社員様の動きに変化などはありましたか?

大河内さま

正直まだ流れの変化はないですが、各フロアの個性が出たのは良かったと思います。

大河内さま

本当の変化はこれからだと思いますがこの4つのアートが無いオフィスにいたらと思うとゾッとするね。これがないと無味乾燥になってしまうし、これはオリジナルアートだし価値がありますよね。アーティストが感じたQUICKを表現してくれましたしね。

個性豊かな4フロアのアートたち

平山(ディレクター)

ありがとうございます。フロアごとの感想があったら是非、お聞かせいただけますか?

大河内さま

まずOZさん。「温故知新」をテーマにしてくださいましたね。開発関係の人間が多いフロアなんですが、QUICKが持ってる軸があって日本の情報サービス会社として50年やっている伝統と革新を感じる、威風堂々としたアートでした。

大河内さま

次に岩切さん。このフロアは営業が多く、もっとも華やかなフロアなんですよね。派手なものを入れることに警戒感があった人もいたけど、描いてみると社内の中でも「ウォールアートってあれぐらいが一番いいよね!」っていう意見も多かった。太陽の門というタイトル、未来をこじ開ける躍動感がとっても良かったです。

大河内さま

白石さん。このフロアは財務、経営企画や役員もいる落ち着いたフロアなので書がマッチしていましたね。特に力強いものをリクエストしたお陰で、書体も良いし金融業界でも縁起のいい右肩上がりだしアクセントで入れた生々しい赤が非常に良かったです。

大河内さま

最後に美崎さん。 唯一のVIPフロアですね。このフロアを特にどうにかしたいと考えていました。以前、表彰や新入社員の説明会では何も無い壁に立って写真を撮っていましたが、アートを入れた事で奥行きと華やかさがとても出ました。

小川さま

私もすごく気に入っています! エントランスのアートから、種が醸成されて上に飛んできたというイメージにぴったり。オフィス移転後コロナ禍で場所は出来たけど、血は通ってない雰囲気でした。提案いただいた「紡ぐ」というテーマがピッタリで、「新しいビジョンが紡がれていく」「水と光があるからこそ、種は栄養を蓄えてどんどん育っていく」というイメージが非常にマッチしました。

大河内さま

4フロア全部をみるとまたいいよね。 社内見学でお客様へ説明するにあたりコンセプトがあるから全てしっかり解説できますし。どんな会社の人が来ても「すごいですね!」と言ってもらえます。そういう声は社員も聞くし、だんだんアートが当たり前になれば環境が人を作っていくのかと。

小川さま

私も各フロア気に入っています。アーティストごとの秩序や美学があるのだな、と感じて感動しました。例えば書家の白石さんだったら、線を引くにしても、あれだけ時間をかけて考えてから一本の線を引くのだと。

今の時代だからこそ、アートが重要なアイコンに

平山(ディレクター)

最後に、これからのQUICKとアートの未来をお聞かせください。

大河内さま

会社が利益を出せばいいという時代は終わっていて、「なんのためにある会社なんですか?」が問われる時代にきています。50周年を期に、改めて新しい社会貢献ってなんだろうと考え、これから会社が変化していく中、オフィスのアートは重要なアイコンになっていくと思います。アート思考のひらめきみたいなものをバランス良くお互いを否定しない事が、時代の中で求められています。アートを入れた環境の中でQUICKの社員がどう表現するかが、とても楽しみです。 時間が経ってからこそ、本当に良さがわかりそうです。

小川さま

QUICKにアートがない世界はもう無いと思います。 効果は?って言われたら分からないですけど・・・良いなって感じる気持ちや、心が動く気持ちを大事にできたらと。アートがある環境が人を変えてくれると思います。

平山(ディレクター)

たくさん語ってくださり、アートを好きになってくださりありがとうございました!!これからのQUICKを応援しています!!

INFOMATION

株式会社QUICK/大河内様・小川様インタビュー
Client: 株式会社QUICK
Place:執務エリア/VIPルーム
Artist:OZ-尾頭-山口佳祐/白石雪妃/岩切章悟/美崎久美子

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