自然豊かな東浦和を象徴する、温かなマロカル保育園

自然豊かな東浦和の地域性と歴史を継承したアート


龍神伝説が残る、自然豊かな東浦和の地に生まれた「マロカル保育園」。
マロカルとは天地創造の時のたまごを示す古語であり、日本書紀の冒頭文にある言葉でもあります。
周囲の生き物の多様性や循環をアートとして表現したのは、織る、染める、編む、刺す、といったテキスタイル技法を用いる小林万里子。 人と動物を分ける境界線としての肉体が土へと還る長い時間や、死してから他の生き物として命が再生する道のりを描いている彼女は、本質的な生命のイメージを持ってアートを制作していきます。



メインホールは大胆に天井にアートを。 東浦和に住んでいたという「サギ」をメインモチーフとして、太陽と飛び立つサギを表現しました。
サギは神様とも呼ばれている神聖な鳥でもあり、中央には太陽を抱くようなイメージで卵が配置されています。 長い時間をかけて糸や布は染められ、縫い合わせたり切り取られたりして、段々とそのものの形となっていきます。



更に階段には東浦和の大事な水源である、見沼に住まう動物たちをモチーフとした、カラフルなアートを。
見沼自体は竜であると言われ、土地には竜伝説が残っています。 まずスケッチを描き、モチーフや色合いを確定させていきます。



階段を登ることが楽しくなりそうな、表情豊かなアートが完成しました。



更に会議室には重厚なアート、入り口には中へ誘うような吊り下げ型のモチーフが。それぞれ神々しさすらまといながら、しかし親しみやすい面持ちで空間を彩っています。




最後に外にも看板が。温かみのある文字と共に、太陽に向かって飛び立つサギを表現したこの園のロゴマークです。

ずっと愛される保育園になりますように。
Client: 株式会社Edulead
Place:保育園
Size:横5m×縦5mのレリーフ、アート作品、空間装飾、看板設置等
Days:180
Artist:小林万里子