
爽やかな新緑が美しい ウォールアート を、端正な線画で描いた
新横浜駅近くにオープンした、ビジネスタワーであるEPIC TOWER。
エントランスの高い天井には天然木が使用され、ラウンジの机の上には揺らめく炎を模したオブジェが置かれるなど、ナチュラルで洗練された空間が広がっています。
そんなエントランスの中で、自動扉を開けてすぐ目の前に現れるのが大きなウォールアート。
ナチュラルさとダイナミックさを併せ持つアートを担当したのは、自身も神奈川県とゆかりを持つアーティストであるONO LUISEです。
アートは港北区のシンボルであるハナミズキとシンボルカラーの緑を基調として、自然素材に馴染む落ち着いた色味で表現。
また、横浜市の植物であるシイやサンゴジュをベースに、ブバルディア(花言葉:交流)、フジ(花言葉:歓迎)、モクレン(花言葉:持続性)、ユーカリ(花言葉:再生)などの植物を有機的に組み合わせています。
花びらの先まで血が通っているような美しい線。
LUISE ONOの丁寧な筆致は、近くで見てもなお洗練されており、空間にインパクトと同時に広がりや柔らかさをもたらしています。
左上で羽を伸ばしているのは「ツバメ」。とても身近な鳥でもありますが、古代エジプトでは幸運の象徴とされ、日本でも商売繁盛や豊作のシンボルでもあります。
EPIC TOWERのラウンジは、入居者も地域の方も自由に入って交流できるようなコミュニケーションスペース。ここから新しいものが起こり、広がっていくような願いを込めて描きました。
ずっと愛されるアートになりますように。




